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2006年 2月の業界裏話06年02月01日

お菓子ファンの皆さん、こん**わ。お元気ですか?。

さて、今回の「業界裏話」は、 お菓子メーカーの全国組織・全日本菓子協会(略称:ANKA・北里一郎会長=明治製菓㈱会長・本部=東京都港区)と、砂糖に関する技術的研究や広報活動を主業務とする精糖工業会(久野修慈会長=塩水港精糖㈱会長・本部=東京都千代田区)の両団体が、需要喚起を目的に共同開催する「お菓子は元気を育てます」キャンペーンについてお知らせしたいと思います。

本当は、このお話は昨年(’05年)11月にお届けする予定だったのですが、インフルエンザに罹って以来、どうにもスッキリ体調が回復せず、自分でも信じられないほど体調の悪い日が続いて、遅ればせのお話となってしまいました。(スマソ…)

でも、何と言っても業界を上げての一大事業ですから…と言う事で、今回はこのお話をお届けします。では、行って見よう。


業界の需要喚起対策事業は、これまでにもANKAと卸商社の全国団体“全国菓子卸商業組合連合会“の共催で、平成9年(‘97年第1回)、平成11年(’99年・第2回)、平成12年(‘00・年第3回)、平成13年(‘01年・第4回)と平成15年(’03年・第5回)と過去5回”フェスティバル形式“を中心として行われて来ましたが、イベントとして一つの区切りと言う観点から一時中断されていました。

しかし「超成熟と言われる業界にとって、消費者に向けた需要喚起対策は必要不可欠…」との観点から、平成16年度にANKA内に各メーカーの営業担当者レベルのワーキンググループが設置され、新たな需要拡大策に向けた取組みを始め、こうした中で、主原料となる砂糖業界と連携して需要喚起に取組む案が浮上し精糖工業会も“消費者の砂糖離れ”対策を模索していた事もあって、両者の協力関係が纏まった事から共同キャンペーンを実施する事となったものです…。

昨年 11月3日・東京都港区六本木「六本木アカデミーヒルズ・49タワーホール」で開催されたキックオフイベントでは、第1部「記者発表会」で、同キャンペーンの概要が説明されると共に、歌手の工藤静香さんも登場して自らデザインした“お菓子の家”を披露し、第2部「お菓子サミット2005」には一般から公募の上選ばれた親子100組200人を交えてパネルディスカッション等も行われ、イベントをスタートさせました。

キャンペーン活動は、消費者にお菓子を提供している側の基本的な姿勢を“お菓子憲章”として①お菓子は、楽しさや夢を広げ豊かな食文化を創造します②お菓子は、生活においしさ、安らぎ、団らんをもたらします③お菓子は、心と体の元気を育てます…の3項目を提唱。

また、スーパー等を含めた菓子売場や和・洋生菓子店などに菓子・砂糖の効用に関する理解促進と需要喚起のためのポスターやスイングPOP、リーフレットを配布すると共に、お菓子・砂糖に関する豊富な情報を盛込んだホームページ“お菓子DE元気ナビ(http://www.okashi-navi.com)“を立ち上げ、お菓子に纏わる季節の行事や記念日様々な知識を紹介。

更に、 オープンキャンペーンとして、官製ハガキによる応募で抽選により2000名に“お菓子セット”をプレゼントしたり、冬休み時期にロードショー公開された子供向け映画の上映館(全国約270ヶ所)で「スウィートコミュニケーション」と題した“シネアド”(コマーシャル)も展開しました。

◆お菓子は健康にも大切
メーカーの全国団体・全日本菓子協会(ANKA)の北里会長は…
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「少子化が進む中、一人っ子が増え、兄弟や祖父母・両親との会話の橋渡しをするアイテムとして、お菓子は共通の話題として欠かせないものであり、こうした会話が子供の健やかな成長に繋がるものだと考えている。このキャンペーンを通して、大人も子供もお菓子・砂糖が心と体の健康にとって大切な役割を持っている事を知って頂ける様に取り組んで行く…」と。

◆砂糖は脳の活性化に必要
また、精糖工業会・久野会長も…
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「今回の企画は、菓子業界の大局的な理解の上に砂糖業界が共同参加する形で実現した。お菓子と砂糖は相性の良い結婚相手で、多く使用されている。しかし、現社会では”お菓子を食べると太る…“と言った誤解も有り、中々お菓子を食べて貰えないし、砂糖の消費量も減っている。脳を活性化するのはブドウ糖だけで、砂糖は食後10分間でブドウ糖に変わるので、もっとお菓子を食べて脳を活性化し、明るい社会が創れる様に今キャンペーンでアピールして行きたい…」と。

◆工藤静香さんのお菓子の家
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この後登場した工藤静香さんは、120種類のお菓子を使用して作られた「お菓子のお家」を披露。
この“お菓子の家“は、工藤静香さんがカエルをモチーフにデザインし、幅160センチ、高さ180センチの大きさに仕上げられたものです。

◆お菓子なカエル?
工藤静香さんは…
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「お菓子はいつも鞄に入っています。今回、お話を頂いた時“全部がお菓子で出来ている家を…”と言う事だったので、色々と考えました。小さい頃から絵本の中やお話し等の空想の世界では“お菓子のお家”と言うものは有りましたが、実際には見た事も無く、自分でも見てみたいし、子ども達にも見せてあげたかったので嬉しく思いました。

何故“カエル”をモチーフにしたかと言うと、普通にお菓子のお家を考えてしまうとメルヘン過ぎると思い”ブタか?カエルか?“迷った末、自分の中にある夢の有るお菓子を優先させて”カエル“にしました。

◆大きさにビックリ!
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「“カエル”は小さい時から馴染みもあり、キャラクターグッズでも登場するし男の子も女の子も好きで、小さい時には触れ合っているものですし、丁度フォルム的にも“丸い感じのお家…”をイメージしていたので、イメージ通りの出来栄えとなりました。
ただ、自分ではダンボール箱より少し大きい位かと思っていたのですが、思っていたよりも大きくてビックリしました…」と自らデザインした“お菓子の家”についてのエピソードも披露。

◆協力してキャンペーン展開
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工藤静香さんデザインの「お菓子のお家」をバックに、ANKAや精糖工業会、業界団体のトップの皆さんが業界を挙げて協力開催する事を誓って記念撮影。
業界団体のトップの方々と工藤さんとは年齢が離れすぎているからか、ちょっと引き気味?ですかねぇ。

◆沢山の報道陣も取材に…
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勿論、業界を挙げた一大イベントですから、TV局や日刊紙、スポーツ紙など殆んどのメディアが取材に訪れて、PR効果はバッチリでした。
ま、私も一応業界紙の端くれですので…取材、取材っと。

◆各メーカーのキャラクターも登場
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各メーカーを代表するキャラクター達も大集合。
これだけ一堂に集ったのは何年ぶり?
工藤さんも子供を持つ母親として優しい笑顔で応えてくれました。

◆一般公募の親子も交えて
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この後は、一般公募の親子100組200名を交えて“お菓子は元気を育てます…”をテーマとした「お菓子サミット2005」を開催。
相当な応募数の中から選ばれた超ラッキーな皆さんです。
楽しんで頂けましたかぁ?

◆お菓子と砂糖をよろしく…
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「お菓子サミット2005」にご参加頂いた皆さんには、お菓子とお菓子に使われている砂糖の価値・効用を再認識して理解を深めて頂こうと、ANKAと精糖工業会の両団体のトップ自らが、「お菓子は元気を育てます」をキャッチフレーズとして展開するキャンペーンです…と趣旨を説明。

◆PDやクイズで楽しく…
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同サミットでは、管理栄養士の足立香代子さん(せんぽ東京高輪病院栄養管理室長)、料理研究家の土井善晴さん(TV朝日・おかずのクッキング講師)、タレントの恵畑ゆうさん(BSおかあさんといっしょのお兄さん)、橋本甜歌さん(NHK・天才てれびくんMAXレギュラー)の4名をパネリストに迎えた“パネルディスカッション”や、一般参加の親子の皆さんに向けた“クイズ”も行われました。

◆キャラクター達も大サービス
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サミット終了後は、大集合した各メーカーお馴染みのお菓子キャラクター達が大サービス。
お父さんやお母さんも写真撮影に必死です。
“お菓子の家”との記念撮影会も有りましたよ。

◆お土産も貰って超うれし
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最後は、お菓子詰め合わせのプレゼントもありました。

今日は皆さん本当にお疲れ様でした。

これからもお菓子と砂糖を有効に楽しんでくださいねぇ。
と言う事で、いかがでしたでしょう?

超成熟市場と言われている日本の食品業界では、これまで価格破壊や売場の大手寡占化、食の安全・安心に関する問題など色々なハードルがありました。

その度に、私達は商品をお買い上げ頂ける皆さんのニーズに何とか応えようとして色々な努力をして来ました。
今回も、そんな思いをこのキャンペーンに託している訳です。

一昔前は 「ボリュームがあって、美味しくて、安い(ひょっとすると取扱う人が儲かる)…」なんて事が「消費者ニーズだ!」なんて言われてましたが、核家族化で個食が進み「量はそんなに必要とせず、小袋に分けて…」、「美味しいのは当たり前で、健康にも良い素材で…」、「とにかく100円を基本売価にする…」なんて事は大きな矛盾のある事です。
小袋に分ければ、それなりに経費が掛かり、健康に良い素材なら尚の事、原価が高くなり、100円を基本売価に設定してしまえば、そこからの引き算でしか商品を作れなくなってしまいます。

やっぱ、良い商品はそれなりの価格となるんですよ。「安物買いの銭失い…」と言う言葉がある様に、我々も努力しますが、皆さんも賢いお買い物してくださいね。

では、 次回もお楽しみに・・・。
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