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「駄菓子」にゃ住みづらい世の中になった10年02月14日

「駄菓子の博物館」を作っていて、感じた。
「駄菓子」にゃ住みづらい世の中になったな~って。

有名どころの駄菓子たちは、スーパーやコンビニに並ぶため、「バーコードの髪飾り」を付けて、「賞味期限の口紅」をぬって、24時間さらされる照明から身を守るため「アルミで出来た衣装」を纏わなきゃいけないだよね。

僕らが子供の頃に比べて、今はずっと便利になった。
自動販売機はそこらじゅうにあるし、24時間営業のコンビニやファーストフードの店も至る所にある。

でも、便利になった代わりに無くした物がずいぶんあるんじゃないのかなって、そんな気がする。

最近こんな話を聞いた。
私:「駄菓子はお店におかないんですか?」
店長:「こまかい物はあまりやりたくないんだよね~。なぜって万引きが多いからさ。」

店長:「ついこの間も、万引きした子がいて、注意したんだ。2回目だったから、一様親御さんにも話をしておこうとその子の家へ行って愕然としたね。」
私:「どうしたんですか?」
店長:「その子の母親がね、子供をしかるどころか『お店はお宅だけじゃありませんからね!』だって。」

店長:「親がそんな風じゃ、逆に子供がかわいそうだよね・・・・」
私:「・・・・・・・・・・」

最近「小説上杉鷹山(うえすぎようざん)」と言う本を読んだ。江戸中期、崩壊状態にあった米沢藩を立て直した名君の話だ。
その中で「棒杭の商い」という話が出てくる。街道の途中に棒杭に農産物やおにぎりがぶら下げてある。お金は近くのざるの中に入れるようになっていて、誰もいない。
でも、そこからお金や品物を盗んでいく人は、誰もいない。

鷹山に向かって、側近の佐藤文四郎がこう言う、「あなたは、潰れかかった藩を再建しただけでなく、人の心を甦らせたのです。
・・中略・・・
誰一人として、この笊の中からだまって品物を盗んでいく人間はいません。もう、棒杭にさえうそをつかないのです。・・・」

「かなりレアな駄菓子たち」は、みんな一様に素朴な顔をしている。

「当たり付き」って物も多い。金券入りのものもある。
当たりが出るとその金額分お店の好きな商品が買える。
もちろんその分だけ余分に商品が入っている。だからお店の人も損をしない。

最近、卸問屋さんでこんな話も聞いた。
お客さん:「この駄菓子、金券付きかい?」
店員さん:「そう、350円分余分に入っていますよ。」
お客さん:「でも、他の店で買った当たり分をうちの店で交換されたら損だよね・・・」

「駄菓子」の居場所が減ったのは、駄菓子屋さんが減ったからだけじゃない、そんな気がして・・・・
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